おはんこんばんにちは。カッペオオタです。
あなたの周りのご機嫌おじさんと不機嫌おじさん。あなたはどちらが好きですか?
当然ご機嫌おじさんの方が好きですよね。
私も、不機嫌なおじさんにはあまり近づきたくありませんw
しかし、不機嫌な姿を隠そうともせず、他人をコントロールしようとする人のなんと多いことか。
周囲の人も腫物を触れるような感じで、すごく気を遣うんですよね。
不機嫌を全面に出す人はそれが当たり前になってしまっているのかもしれませんね。
齋藤孝著「不機嫌は罪である」(角川新書)では
もはや不機嫌は、世間にとっても、そしてあなた自身の人生にとっても、「罪」なのです。
とバッサリ切り捨てるがごとく語ってくれます。
私自身、とあるスポーツの指導者をしているんですが、
大したことでもないのに声を荒げて不機嫌さを露わにして子どもたちに反省を促す指導者をよく見かけます。
子どもたちは怒られるのが嫌なので、ひとまずは反省したかのような姿勢を見せますが、根本的な理解に至らないことが多いように感じます。
その指導者は、不機嫌さと圧力で子どもたちをコントロールすることはコストパフォーマンスが極めて良いように錯覚してしまうので、
このような指導者が減らないのでしょう。
ですが、いくら子どもとは言え、根気強く、何度も丁寧に説明をすると理解してくれるものです。
それに、本書にも書いてあるんですが、不機嫌さによる場のコントロールはトラブルやハラスメントに
つながりやすい傾向を持っています。実は、リスクの高い手法なんですよね~
と、この本ではこんな感じで不機嫌さが周囲の人間関係に及ぼす悪影響を分かりやすく説明し、機嫌をコントロールする方法まで丁寧に解説しています。
自分の感情をコントロールできない大人はカッコ悪いですからね~
毎日機嫌よく過ごしたい方や、あなたの周りの不機嫌なあの人について「あいつ、いつも不機嫌オーラが全開なんだけど、いったい何なの??」
とか思ったことがある人は一読の価値はありますよ。こういったことも、言語化できることで対応がいくらか楽になるものです。