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2021年10月 おすすめのデビットカード|メリットとデメリットとは

支払方法のほとんどがクレジットカードになってしまい、カードの支払額が増えて大変だなっていう人も多いんじゃないんでしょうか
かく言う私も、クレジットカードやらモバイル決済の支払いが増え、「何とかカードの支払額を減らそう」と試行錯誤を繰り返してきました。

クレジットカードの支払額がどんどん増えていく…ヤバすぎ!

一つの手法として、デビットカードの利用が有効だったこと。
そして、思った以上にデビットカードが使いやすくなっていたので、この記事でおすすめします。

おすすめのデビットカード3選

楽天銀行デビットカード ミライノデビット GMOあおぞら
発行銀行 楽天銀行 住信SBIネット銀行 GMOあおぞらネット銀行
還元率 1% Mastercard 0.8%

Visa 0.6%

0.6~1.2%

カスタマーステージに応じて

ブランド Mastercard,JCB, Visa Mastercard, Visa Visa
年会費 無料 無料 無料
特徴 条件なしで高還元率。楽天経済圏を利用しているなら、これ一択 条件なしでの高還元率。 カスタマーステージに応じて、還元率が変わります。高還元率になるための条件をクリアできるなら。このカードでしょう。
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クレジットカードの利用額が増える原因

クレジットカードやモバイル決済だと使いすぎてしまうようなイメージがありますが、実際に、支払方法の違いが消費者行動に及ぼす影響があります

支払いの痛み

支払いの痛み:『製品の代金を支払う際に消費者が経験する心理的な痛みを指す』
出典:林 真輝人『多様化する支払方法が消費者行動に及ぼす影響』

この痛みの大きさを順に並べてみると下の図のようになります。
支払いの痛み
確かに、クレジットカードやモバイル決済で支払うよりは、現金、特に高額紙幣で支払いを行う方が「支払いの痛み」が大きいのは実感できます。
現金決済からキャッシュレスの時代に切り替わってきた中で、私たちは知らず知らずのうちに財布のひもを緩めさせられていることを自覚しないといけませんね。

デビットカードのメリット

□ 残高以上の買い物ができない。銀行の口座からの即時引き落とし
□ クレジットカードと同様の使い勝手(国際ブランド提携のデビットカード)
□ 審査不要
□ ポイントをためることができる。

デビットカードのデメリット

□ 一括払いのみ
□ 残高不足だと利用できない
□ ガソリンスタンド等カードを利用できない場合がある

デビットカードの選び方

デビットカードを選択するうえで、以下2つのポイントが重要です。

国際ブランド提携

デビットカードには金融機関のキャッシュカードをそのまま使うことができる即時決済サービスJ-Debitカードと、国際ブランドと提携してクレジットカードと同様に扱えるデビットカードとの2種類があります。使いやすさを考えると、国際ブランドと提携したデビットカード一択です。

ポイント還元 → そのポイントの使いやすさ

ポイントの還元率も重要なポイントです。しかし、ポイント還元率だけではなく、その利用のしやすさも重要になります。
私の場合は、楽天ポイントで電気代や積立投資信託をしているので楽天銀行デビットカードを使っています。「ポイントを貯める→ポイントを使う」この流れで最も自分が使いやすいカードを選択すると良いでしょう。
また、還元率が高いデビットカードの中には、 「投資信託残高の合計が1000万円以上」などの条件が求められる場合がありますので注意が必要です

そもそも節約の前提

レコディングは大切

マネーフォワードなどのアプリを利用して、カード等の支出の記録と銀行口座の残高などを把握できるような仕組みを作りましょう!
これができないと、キャッシュレス社会を生き残れません。これはすべての人がやるべきことです。
キャッシュレス社会

買い物のルールを作ろう

私は今、コンビニエンスストアに行けませんwコンビニでのちょっとした額の買い物が積み重なり無駄な出費になっている事実が発覚したため、コンビニは利用しないという買い物ルールを立てたからです。スーパーやドラックストアを利用することにしています。ペットボトルの飲み物は、ほぼ半額で購入できます。
また、何か不急の買い物であれば、楽天市場の買い物かごに入れておいて、0と5のつくポイントが倍になる日まで購入を先送りにしてます。こうすることで衝動的な買い物を減らすことができています。

まとめ

キャッシュレス時代の到来において、消費者は支出を促進させる仕組みで囲まれてしまっています。

支出を促すために、マーケティング側が消費者心理にどのように影響を及ぼそうとしているのかを理解すること。
自分が現在どれだけのお金を支出しているか可視化するための仕組みをつくること。

これらに注意を払わず、流されるままに支出を続ければ、知らないうちにお金が無くなっているという状況になってしまいます。

クレジットカードは「支払いの痛み」が小さいため、どうしても出費が増えてしまいがちです。とは言え、現金での支払いに戻ったとしても、レコーディングが煩雑になってしまいます。

現時点では、マネーフォワードなどのアプリと連携させてデビットカードを使用することが最もおすすめできる方法です。